0921

部屋の契約。判を押してもまだ実感が湧かない。まだ何もない状態の、声の響く部屋の空気をじっくり味わいながらも、"ここは確かに自分の部屋だ"と思えるような感触などなにもなく、何だか他人の部屋に上がり込んだようで肩身狭く気恥ずかしく無意味にうろうろと歩き回った。帰り道また同じ蕎麦屋でとろろそば。ここは何度も来るだろう、と思う。夜また作業してだいぶ片付いた。あとは明日の夜。いよいよ。